社員コラム(K.U)『くらしの中の道』

私自身、2月に大雪が降った時に、5年ぶりに実家の雪下ろしをし
た時の事ですが、ただ、やみくもに掘っては下に向かって雪を投げ
捨てていた時に、スノーダンプの通った固まったところを繰り返し
通っていると、やけに雪捨てが楽に感じられまして。
通った道を利用するとこんなに除雪のはかどり方が違うものだと実
感した事から、日ごろ当たり前に使用している道(道路)について
少し調べてみました。

北海道の道の歴史は明治初期の開拓使時代に屯田兵や囚人の作業と
して始まり、冬の寒さ、ヒグマなどとの遭遇等、非常に厳しい自然
環境の元進められ、その作りも開墾し土を踏み固めたものから、砂
利を敷き詰めたもの、石を平らに並べたもの、アスファルトと通行
するものが人から馬、馬車から自動車と変化し、さらにはトラック
やバスなど様々な用途、重量の物に対応すべく、変化を続けてきま
した。

交通量の多い道は車線を増やし、右折で前が詰まると、右折レーン
を設置したり、事故の多い所は信号や標識で管理し、目的地に早く
着くために高速道路を作りました。
そのような工程を繰り返し、今では700kmの高規格幹線道路と
88,000㎞の一般道にも及んでおります。
道路を会社に置き換えても先人の整えた道があり、自然環境や時代
の変化、コロナなどの特異な出来事に対し柔軟な対応や変化を行
い、社員それぞれが与えられた役割を担う事で、その結果、お客様
にとって、より快適であたり前な存在になり得るのではないかと思
います。

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