社員コラムA・M『子供と大人の感覚』

最近ふと感じた、子供と大人の感覚についてお話ししたいと思います。

私はクレヨンしんちゃんが好きで、昔の作品の映画をよく観ること
があるのですが、その中でも1番好きな作品がモーレツ大人帝国と
いう作品です。あらすじは春日部にできた20世紀博という親たち世
代の暮らしやテレビや映画など、懐かしい世界に戻る体験ができる
というテーマパークができ、その世界に大人たちが子供たちをそっ
ちのけにして浸ってしまい、街から大人が消え、子供たちであるし
んちゃんたちが大人を現実に戻すことに奮闘するという内容です。

昔は子供目線で観ていたので、しんちゃんたちの冒険のようなスト
ーリーが面白くて観ていたのですが、最近は親たちの懐かしい世界
から戻ってこれなくなってしまう感覚が理解出来るようになり、気
づいたら親目線側で見ていました。

よく考えると最近そういうことが増えてきていて、学園もののドラ
マを見なくなってしまったり、この前まで学生だと思っていたのに
もう学生の文化が分からなく何が面白いんだろう?と思ってしまったり。
自分では無意識ですが、こうして少しずつ今までの自分とは確実に
変わってきているのだなと思いました。
正直まだ自分は子供と大人の狭間にいるような感覚ですが、だから
こそ見えるもの感じられるものがあると思うので、変に気張らず今
の自分を楽しんでいけたらとおもいます。

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