社員コラム「ふるさとで気づいたこと 」

先日、生まれ育った実家のある街へ行った時のことです。
その日は、市内が一望できる山へ2時間程度の山登りの予定で行っ
たのですが、現地に行ってみると平地は晴れているのに、山頂は黒
い雲に覆われていて雨が降っているのが明らかでした。そのため予
定を変更して市内観光をしてみました。小学生の頃遠足で行った公
園や写生会でいった港など。
港や道の駅を散策していると湾内クルーズというポスターがあった
ので窓口に問い合わせしてみると運よく数分後に出港とのことでし
た。街は工業を中心に発展した街なので、車で市街を走行すると大
きな工場が目につきます。湾内から工場地帯を見たことがなかった
のでどのような感じなのか興味深いものがありました。実際にクル
ーズ船から工場地帯をみると大型の貨物船の接続バースや原材料の
鉱石の荷下ろし現場など、工場の外側からでは見ることのできない
風景が数多くありました。
また、子供の頃に遊んだ公園や水族館なども当時の記憶とは位置関
係が違っていたり、当時すごく大きく感じていたものが小さく見え
たり・・・。周辺の建物や道路など環境が当時とは変わっているの
はもちろんですが、自分の目線やみる時代によって、見えてくるも
のや捉え方も大きく変わるのだなと実感しました。今、目の前にあ
るものだけではなく、その逆側の視点から見た際に見えるものなど
を見ることによって新しい気づきなどがあることを改めて新鮮に感
じ、広い視野を持つ意識の大切さを学びました。

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