皆さんは、次世代都市〝ウーブンシティ〟をご存知でしょうか。トヨタがスマートシティ
のモデルとして富士山のふもとに造成し、先月9月に本稼働した次世代型都市のことです。
スマートフォンに始まり、スマートウォッチ、スマート家電、スマート農業ときて、いよ
いよスマートシティも完成。
スマートシティとは、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)などの先端技術を活用し、エ
ネルギー、交通システム、行政サービスなどのインフラを効率的に整備・管理することで
都市が抱える様々な課題を解決し、持続可能で快適な生活を実現する都市のこと、です。
今までも近未来都市などと聞こえのいい近未来的な話題やニュースはありましたが、この
スマートシティはまず先にトヨタの関係者約300人ほどが居住し(将来的には2000人を目
標)、ひと、モノ、カネのリアルな生活を実現した理想の都市と言えます。
トヨタが主体ということもあって自動運転の車が走り、次世代ロボットが配達や買い物を
代わりにやってくれる、そして、住民の健康状態や管理をAIが自動的に行ってくれる・・
そういった社会を実現したまったく新しい実証都市になります。
私たちの生活も近い将来、自動運転による衝突回避で事故がなくなり、街中にセンサーや
カメラが監視しているおかげて、犯罪率がゼロ%になる・・・という〝快適な暮らし〟に
変わっていくのでしょうか。
〝ウーブンシティ〟はこの秋から本格稼働し、実際に一般の方も見学ができるとのことで
ご興味ある方はぜひ、現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。