社員コラム(I.Y)『離職率改善への取り組み』

お客様と打ち合わせを終わり、雑談をしていて昨年の新入社員、来期の新入社員の話になりました。
離職率が数年前より改善されたとおっしゃっていて少し話を聞かせてもらうと
お客様の会社では毎年約5〜10名程入社するそうで過去3年の離職者は採用28名中3名と約10%。
10数年前は離職率40%とかなり改善されたそうです。
改善の内容としては多々あるが、大きく2つ。
・社内環境、社内規約、福利厚生等の改善
・人材育成への注力・受入体制の強化
やはり、会社内の環境改善と福利厚生の改善が大きく、明確な給与体系や査定基準を
設けた事により社員が抱く会社への将来性や、信頼度が上がった事。
働く=自分に返ってくると認識出来た事で意欲の向上に繋がったとの事。
それでもまだまだ、社歴の長い方や一部の社員が邪魔をしているケースが多少あるので
受入体制や人材の育成への注力をせざるを得ない状況だったらしく
今まで通りをまず壊して新たに体制を整えていく事にしてると熱弁されていました。
人材育成に関しては様々な取り組みを。
通常OJTは行なっているが、OJTリーダーの育成に注力しスムーズな研修の心がけや、同時に
先輩社員の意識向上。
近年ではメンター制度を導入し実績量としてはまだまだ浅いが感触は良く、
オリジナルに改善して続けていくとの事。
地道にコツコツとやっていく上で、中堅・幹部社員の積極的な参加や『受入れる側』の意識も
変わっていったと言います。
以前は超高学歴の社員が入社する際にその社員に向かって
『その学歴でウチの会社はもったいない』と言い、
その新入社員はわずか1週間で辞めていったと事があると言っておりました。
今はどの分野の人がきてもその才能をかけらも無駄にせず受入れる側の成長を心がけているとの事でした。
当社もこれから新しい方が入社される予定です。
新入社員の方は5年10年前の方達よりも情報や基礎がアップデートされています。
以前どなたかのお話しにもありましたがやはり受入れる側が成長していく様に意識の改革、改善は
必要だと感じました。

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