社員コラム「札幌市近代美術館を訪れて」

家族で普段あまり行かない場所へ出かけようということになり、札幌市近代美術館を訪れました。教養を高め、少しでも有意義な休日にしたいという思いで足を運んだのですが、日頃から美術に触れる機会が少ないため、作品を理解できるかどうか不安もありました。
今回の展示テーマは「戦後の道内美術」でした。中には、意図がすぐにはつかめない作品もありましたが、作品名とともに簡単な解説が添えられており、おおよその理解はできました。多くの作品に共通して感じられたのは、作者の生き様がそのまま滲み出ている点です。喜びや悩みといった感情、生活環境などが、作品を通して頭に浮かんできました。
私たちの仕事は、芸術とは近いようで遠いと考えていましたが、確実に共通するのは「表現して伝える」ことだと気づかされました。
ティーピーパックはワンストップサービスを目指す中で、多様な商品の知識を得て、お客様の悩みを解決することで、対価と信頼を積み重ねてきました。サービスの幅は、パッケージデザイン、ブランディング、企画、SNS広告など年々広がっています。これらを「サービスの表現方法」とするなら、人の心を動かすのは、「興味を引く何かを表現すること」に尽きるのだと改めて感じました。
仕事をしていると、サービスの幅広さや品質を誇りたくなります。しかし、最も大切なのは「何を、どのように表現して伝えるか」という部分を、根拠を基に行うと良い結果につながると思います。
札幌市近代美術館は、展示テーマが期間ごとに変わり、家族でも楽しめる場所です。皆さまも機会があれば、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

CONTACTお問い合せ

業務に関するご相談やご質問
お気軽にお問い合せください

お問い合せ