社員コラム(T.S)『鬼滅ブームで感じたこと』

 皆さんもご存知の「鬼滅の刃」についてお話をさせていただきます。
2016年に週刊少年ジャンプに連載されて当初はそこまで有名ではなかったのですが、
TVアニメがきっかけでブレイク。今ではコミックランキングでワンピースを超える人気となり、
現在公開中の「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は興行収入288億円と
歴代興行1位、308億円の「千と千尋の神隠し」をしのぐ勢いとされておりす。
関連グッズも飛ぶように売れ、鬼滅ブームという新たな社会現象を巻き起こしています。
ちなみに、原作者の名前は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんといいますが、女性です。
そんな「鬼滅」のなにが魅力なのか・・・私の個人的見解となるのですが
次の2つの理由があると思われます。
 まず1つめは、子供や大人・男女問わず楽しめるという点です。ご覧になられた方は
お分かりかと思いますが、子供だけではなく大人が引き込まれるのは人の生死と運命を正面から描き、
生きることのせつなさを読者に訴えているからだと思います。
悪者の鬼も、もともとは人間であり、辛く悲しい過去があり・・・というように
すべての登場人物を丁寧に描いている、原作者の演出の奥の深さを感じられる作品だという点です。
 また魅力のもう1つは、映画「無限列車編」でも登場する柱の一人、「煉獄杏寿郎」の
かっこよさだと思います。あまり詳しく言うとネタバレになってしまうので話しませんが、
とにかく人としてすばらしい。柱としてリーダーとしてもみならうべきところが多い。
どんなに過酷で危機的な状況下でも自らの責務を全うし、常に笑顔を絶やさず、前向きに突き進む・・・
こうした姿に共鳴するからなのではないかと思います。
 私くらいのお子さんをもつ家庭はそうかもしれませんが、我が家では毎日の会話のなかに必ず、
「鬼滅」の話題が出てきます。息子2人は、新聞紙をくるくる丸めて刀を作り戦っているのが
日常になっています。コロナ禍のなか家にいる機会が多いので、やむを得ないなと半ば諦めております。

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